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第4回クラシックカー
フェスティバルin桐生

期日:2009年11月1日(日)
場所:群馬大学工学部キャンパス(桐生市天神町1-5-1)
交通:JR両毛線桐生駅および東武鉄道新桐生駅からバス
問い合わせ:ファッションタウン桐生推進協議会 TEL0277-45-1201

織物の街「桐生」の秋を代表するイベント

大学と地域が連携した全国でも珍しい展示に

 織物の街として1300年を超える歴史を持つ群馬県桐生市。戦災に遭わなかったため、中心市街地には古くからの家並みが残る。近年は県外からまち歩きに訪れる人も増えている。このまちの秋を代表する新たな行事として脚光を浴びているのが、群馬大学工学部キャンパスを舞台にした「クラシックカーフェスティバルin桐生」(実行委員会主催)。4回目を迎える今回は11月1日に催される。

 2006年、地元の愛好家を中心に実行委を組織し、「古い車の展示を通じた郷土の活性化」を目指して始まった。工学部も「開かれた大学」を掲げて地域との連携を強めはじめた時期で、キャンパスの使用を快諾。国立大学を舞台にした全国でも珍しい展示が実現し、昨年の来場者は1万5000人を数えた。

 懐かしい車やあこがれだった車…。国内外の210台が並ぶ。時代を投影した個性あふれるデザインの車たちは、擬洋風建築の国文化財・同窓記念会館が立ち、シダレザクラの植えられた敷地内の雰囲気と見事な調和をみせる。今回は愛知県のトヨタ博物館から、トヨタ自動車初の乗用車「トヨダAA型」など2台が目玉として特別出品される。

 車両展示だけにとどまらず、来場者に桐生の良さを知ってもらう一環で地元の名物などが販売されるほか、子どもを対象にしたお絵かき大会や第一線の研究者による自動車に関連した講演会も開かれる。好みに応じ、さまざまな切り口からイベントを楽しめる。

 最後にはすべての車両がメーンストリートの本町通りをパレードして解散。沿道の市民が手旗を振って見送るのが恒例となっている。国の重要伝統的建造物群保存地区選定を目指す市街地を駆け抜けていく様子は、あたかもタイムスリップしたかのようで壮観だ。

 「第4回クラシックカーフェスティバルin桐生」は午前9時半から午後3時まで開かれる。

桐生のまち歩きガイド

 桐生市は歴史の長いまちだけに、見どころも多い。少し足を延ばして、まちを満喫しても面白い。

 群馬大そばの桐生天満宮は市街地の起点となった神社。この場所から南に向かってまちが造られた。本殿には精巧な彫刻が施されている。境内にある春日社の建築年代は安土桃山時代から江戸時代初めとみられ、現存する建築物としては市内で最古。毎月第1土曜日には骨董(こっとう)市が催され、にぎわう。

 繊維のまちを象徴するのが産業遺産のノコギリ屋根工場。屋内に自然光を採り入れる窓を設けるために、文字通りノコギリ形の屋根をしているのが特徴で、約230棟が現存する。織物工場として現役の建物も多いが、別の用途への転用も進んでいる。

 市内唯一のレンガ造りの工場は昨年4月、ベーカリーカフェ「レンガ」に生まれ変わった。別の工場は今年5月、菓子店「青柳ノコギリ屋根店」として再生し、工場内でつくられるどら焼き「のこどら」が好評。豆腐店「若宮」では豆腐会席を味わえる。「織物参考館“紫(ゆかり)”」は1200点の染色資料を展示する博物館。あい染めや手織りも体験できる。

 織物のまちとして栄えた関係で独特の食文化も発達した。その一つがソースカツ丼。豚の一口カツをタレにくぐらせ、ご飯の上に乗せた丼で女性工員の夜食として普及し、地域に定着した。桐生での元祖とされる「志多美屋本店」や「藤屋食堂」などの専門店が人気だ。

 うどんも名物で1998年に業界有志が「桐生うどん会」を結成し、啓蒙(けいもう)に努めている。創業80年の老舗「桃太郎」は蔵を改装した店の雰囲気が好まれている。

 市内では10月末から11月初めまで「桐生ファッションウイーク」が開かれる。11月1日はイベントのピークに当たり、11の蔵から成る主会場の「有鄰館(ゆうりんかん)」ではめん類の食べ比べ大会や戦前から伝わる郷土食「子供洋食」(ジャガイモのソースいため)の復活販売会、からくり人形芝居の上演、着物や刺しゅうの展示などが予定されている。

桐生天満宮.JPG桐生天満宮

ソースカツ丼.JPG桐生名物ソースカツ丼

AYAのまち歩きレポート

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